2015年7月6日月曜日

戸斤 ナ月































土曜日は今週末のT展に向け約一年前の凡ミスをコツコツ育てていたものを完成へと追いやった。
普段のプリント作業とは違いバランスを壊しては整えを繰り返し何とか5枚できた。
と言うものの「完成」とか「できた」とかそんなモノは本当は幻想なんだろうなと感じた。
そういう意味で壊したり整えたりと言うのは何か気持ちの良さと気持ちの悪さの事を言っているのではないかな?
それでその膨張と収縮みたいなものを激しく繰り返す体験がこの日、有ったと思う。
なんだかそれは僕の創作への姿勢を矯正するような気がした。
『誰かに見られるモノをつくる』と同時に『自分も鑑賞している』と言う客観的な立場が自分の作品に対して有るのだなと感じた。
今までそれが感じれなかったのはもっと強く自分の作品を所有してるような気持ちが有ったからだと思う。
有る意味責任を感じていたのかもしれない。
それでそんな必要は無いと今は思う。



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