2010年11月17日水曜日

MOA

本日正午辺りから熱海へ。
NY現代美術館と間違えてしまいそうなMOA美術館へ。
ウィーン出身の陶芸家、故ルーシー・リー展を拝みに行きました。
たっての望み故、歩調がいつもより早いお嫁さん。
移動方法もいたって本気。
車中僕は執筆にいそしみ気がつけば熱海のアナウンス。

改札に向かいながら鎌倉感を感じたが改札を出ると下世話な雰囲気と観光案内のBOX,1的プレスディフェンスにそんな事は忘れてしまった。
熱海駅からバスでグイグイと丘を登る。
急勾配のグネグネっぷりはカップ麺が出来上がる前に内蔵から麺が逆走しそうな程。
そして美術館前に到着しバスを降りると古い友人のK玉ちゃんとその彼女がぁ!!!!!!
なぜなぜなぜだ!!!
なぜこんな事が起きるのか!は!
(そう言えば今日は午前中、間違い電話が学生時代の女友達からもかかって来た。)

偶然に興奮し入館するとクッソ長いエスカレータ。
鼻呼吸を十分にし、観覧に備え茶葉のように舞い上がった気持ちをポットの底に落ち着ける。
かーし、課外授業とおぼしき大量のガールズに再度興奮させられてしまった。

当たり前かも知れないが大量に並べられた陶器はどいつもこいつも素敵光線を発光しているのだが全体的に見ても血縁関係が感じられやはりスタイルとは他力本願なモノで有ると痛感した。
そして無敵っつのはメチャ強いとかって事ではなくLOOKINSIDEこそがそれに当ると思うのだ。
途中、ルーシー・リーが出ているBBCの15分ほどの番組を見る事が出来た。
画面で動く80歳の女性は首をプルプルさせながらもロクロを回す。
しかし指先はシンっとして狂わず中心を捕らえ実に手際よく形作っていた。
探求を止めず、辿り着いてるカンジがん物凄い。合掌

後半4.5部屋ほど常設展示が続いたがルーシー・リーを見た後だろうか?
ほぼコンプリートされた縄文土器にも凄いパワーを感じた。
腰ミノ姿で作ったとは思えない複雑な造りです。

お腹いっぱいになった所で今度は徒歩で駅まで下って行く。
建物が年代をカンジさせてツッコミいれまくりボケまくり。
駅前の商店街はいい感じに寂れていて変な看板も沢山あって日中に探索したくなったよ。


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