2010年6月15日火曜日

ボン

今夜、街に出てみるといつもの客引きのにーちゃんは居ないし妙にひっそりとしていた。
商店街の裏手の道には物々しい車とどうやって時間を潰したら良いのか分からない様子の割と年配で日常生活不詳のおっさんが立っていた。
これはもしかすると駅前の商店街の規模感に対して明らかに過剰なキャバクラに本業の方々がオシボリのお金を集金して回っているのでは?と勝手に決め付けて家に戻る。

最近、天気の悪口は言わないように心がけているのだがこの湿気にやられてプリント中の紙がフニャルのは勘弁願いたいものだ。
そうです、男はサンダル、女は長靴の季節の到来です。
そんな訳でこの長雨をサクッと切り抜ける読書本のご紹介。
読書とはまさしくサイケデリックなお遊びの極み。
文脈からモリモリと情景や動作を想像して楽しんじゃってください!癖になります。


と、まずはコイツ。
『リトルトリー』


















丁度一年前に読んでいたと思われるこの本は内容は正直、はっきりと思い出せませんが両親を無くし祖父母に育てられたインディアンの少年の話。
大柄で無口な祖父は日常を通してトリーと言う少年に真理とも取れるインディアンの知恵を教えていきます。
まーとにかく解釈を深めていくとそーとーヤベー本です。
キーワードは「I kin ye」
つまりこれはアガペーっつ事で愛の究極っつ事ですね。
つ、事は「なかなか好きな人が見つからない。」とか「付き合っても長続きしません!」やら「8年目になる夫婦生活にそろそろピリオドを打ちたい」的なオタンコナスにオススメです。

作者のフォレスト・カーターは48歳で作家活動を始め58歳で急死。(情報横流し)
うむ。open endとはこの事。

何年か前に浅野忠信やらEYヨさんとかが出してたイラスト集が確か『トリー』だった気がするけどここから来てるんでしょうか?
謎のままで良いです。



そして今日紹介する2冊目はコチラ。
『荒野へ』

















かなりしつこいですがこの間紹介した映画『Into the wild』の原作本です。
映画はクリストファー・ジョンソン・マッカンドレスについての内容ですが、原作はこのクリスの影響を受けた人物や作者のジョン・クラカワーの実体験に脱線しまくります。
しかし、このジョン・クラカワーもめちゃめちゃサバイブしている猛者で登山の虜。
これ読んでると「俺、全然死にそうじゃないな」とまあ感じてしまう、ある意味クリエイティブな思考が自殺志願者とリンクしているそのジョイント部分を垣間見える一冊です。

ちなみにまだ読みかけ。





なるほど!今日はみんなサッカー見てたのか!本業の人もみんな!

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